新幹線移動も飽きたので、1K庵の最寄のJRの駅から新快速と各駅停車を乗り継いで岡山地方にあるわが実家まで帰ることとする。
まともに当てもしない天気予報が今日から寒波が来ると言っていたが、実際に久しぶりの寒さが来た。そんな中、朝8時過ぎに最寄駅から各駅停車に乗って、金満街で新快速に乗り換え。新快速は意外にも混んでいて、次の港町で目前の席が空いた所に座れたから良かったものの、播州平野を走り城で有名な豪農の街まで来ても立ち客は多くなれど席が空くというのは無かった様だ。
寂れた造船街で新快速を捨て、西行きの各駅停車に乗り換え。で駅に着いた途端、一斉に新快速の乗客が各停側に走りだして結局、各停の中では座れず。
関東訛りが五月蝿い学生風情の集団あり、やや壮年気味の疲れた親父さんあり、これから実家にでも挨拶に行くのか揃いのザックを背負った男女あり、ポケット時刻表をめくっている若いけど独特の格好をしたちょっと変人風の女性あり。なんだか怪しいな?この各停と思いながら観察していて気づいたのだが、、、要は安い電車旅ってのが流行っている様だ。
当然、金が安いと言うのにも魅力はあるのだろうが、スローライフを各停に乗って実践しているのか?或いは「鉄子」という言葉に代表される様に、女性の鉄道一人旅に憧れがあるのだろうか?
こちとらスローライフも何も特別な意識は無く、ただこんな事が昔から好きだからやってるわけだが。漸く世間様が気づき始めた様やね・・って一人思ってみるも、実際は皆、金を浮かすためだけに時間を浪費せざるを得ないで乗っているにすぎず、要は格差社会の縮図を運ぶ列車だったりして。。。