2013年11月17日日曜日

面会日(2013/11/16)

面会日なので、朝から大船に向かう。
10時過ぎに前の自宅に着いてみると、長男も長女も近所の子供達と遊んでいた。
午前中は子供達が措置で遊んでいるので、正直ヒマ。
近所の子も含め、子供達と遊んでもいいが、離婚した筈の父親が遊んでいるのを、近所の子供たちの親御さんはどう見るだろうか?結局、子供ともども好奇の目に晒される気がして、仕方が無いので、新聞を読んで過ごした。
それにしても、元我が家は、着々と雰囲気が変わりつつある。
ギターが何本も壁際に並べてあったり、長男の部屋で拵えたスペースがどうやら書斎の様な空間になっていたり。
新しい彼らの父親(になる人物)の趣味なんだろうか?
まあ全く私と異なる趣味の人物みたい。

昼食買いに近所のスーパーに行き、パンの昼食を買ってきて食べた後、昼過ぎに長男がサッカーの練習に行き、長女と学校で何を習っているかを聞いて、お決まりの算数と国語の十問テストをする。

その後は、長女が、今お気に入りの、お菓子のレシピ本を書き写して絵を描く遊びを手伝っている間に、日が暮れて、長男が帰宅。

夕食を外に食べに行こうとしても、外に行きたくないとの事なので、はたまた今度もスーパーに行って寿司とうどんを買ってきて食べさせる。

長男は、このところ非常に歴史と地理に興味があるようで、浅草は勿論、東京都心の神社仏閣のことをよく聞く。うちの近所の増上寺や泉岳寺にも行ったことがあるそうで、、、誰に連れて行ってもらったのかわからないが、結構詳しいので驚いた。
新しい父親(になる人物)にが都内の地理に詳しいのだろうか?

長男には芝浦庵の住所は教えていないし、どこに住んでいるとも明かしていないが、もうそろそろ、彼らだけには住所を明かす必要があるかもしれない。

長女は至って変っていない。相変わらず甘えた。
二人とも、自分の親が離婚したのは知っているようで(そりゃそうだ)、けど何の屈託もなく育っている。

夜の20時過ぎになって、帰り間際に二人とも「今度いつ来る?」と待ち遠しそうに聞いてきたときにはちょっとほろりと来た。

親は無くても子は育つというが、子供は想像以上に強くて、そして血がつながっているためか、前と変わらず、実の父親と認めてくれている。

世間的に私は、そんな子供達を見捨てた事になるのだろうが、子供達がそんな事を微塵も感じさせないのが、せめてもの救いだ。

次回12月の面会日が年内最後だろう。
待ち遠しい。