2010年8月12日木曜日

金魚 合掌!

寝静まった自宅に帰宅。飯を食おうと、リビングに上がり電気を点けるといつもとどうも雰囲気が違う。何か足りないと思ったら金魚の水槽がなくなっていた。城山三郎では無いが「そうか君はもう居ないのか」と一人でつぶやいていた。子供が近所の夏祭りの金魚すくいで取ってきた7月の下旬から我が家のの一員であったが、ここ数日は一時の元気も無く水槽の隅でじっとしていることが多かったから心配していたのだが、、、。そうか遂に逝ってしまったかナポリ(金魚の名)。実は丁度、一週間前の8/7、これも子供が夏祭りの金魚すくいで取ってきたペコリ(金魚の名)が急逝したばかり。ペコリは娘が生まれる前から水槽に住んでいたので、かれこれ4年近く30cm四方の水槽で生きていたワケだ。最初は3cm位の真っ赤な金魚だったが、最期は10cm位まで成長し赤色が淡い橙色に変色した立派なフナだった。恐らくこの暑さが原因で水温が上がり、酸素が欠乏して死んでいったのだろうが、立て続けに金魚達が昇天し、何だかポッカリと心に穴が開いてしまった気がする。命あるものは必ず死ぬのが運命なので、いつかはこの時が訪れるのは判ってはいたのだが、あんな小さな生き物でさえ生きていた命が絶えると言うことは偲びがたい事である。合掌!