2007年10月1日月曜日

「うおつか流 台所リストラ術」 魚柄仁之介


女房が図書館で借りてきた中に面白そうな一冊があった。副題にはひとりひとつき9000円とある。飽食の時代、美食の時代へのアンチテーゼ。貧乏!ではない、楽しい貧しさ!いや或いは貧しさを楽しんでいると言うのか・・・今頃になってモッタイナイと言うのがもてはやされているが、この人はそんな流行とも関係なく、ライフワークとして貧しい「美食」を楽しんでいる。

で、、、影響されやすい我が家は、昨晩、本の通りに小麦粉100gに水40gを混ぜてビニール袋に入れてまず息子に踏ませ、次は私が踏み、そして最後は女房が踏みしめて饂飩を作り、早速夕食で試食。が、三人とも「余りコシがない」との結論に達して、今晩もまた今度は強力粉を50%程混ぜて、女房と息子でビニール袋を踏みしめて饂飩を作る。さすが強力粉、今度は讃岐どころか富士吉田の饂飩にも負けない「コシの有る饂飩」が完成。

女房に言わせれば、小麦粉原価1㎏100円で200gなので光熱費含め、一人当たり10円~15円程度でないか?だと!

うおつか流恐るべしなのである。
本来、貧乏は楽しいものなのだ。

少なくとも、ウチでは当分、休日は家族総出で踏みしめて饂飩!ってのが病みつきになりそう。