2008年8月31日日曜日

冷戦と言うよりは38度線

自宅に帰還。子供との融和のためにお土産の玩具を渡そうとした際に言われた「モノを上げるだけが育児ではない」との言葉は女房の本音だろう。その上、決して自らの子供を誉めはしない私に対して怒っていたのか????そのとき、今まで大いに間違っていたと悟ったのだった。何故だか後から考えるほどにその言葉は胸に落ちた。だからその後の暫くは冷戦からデタントの兆しがあったのは事実である。事態が急変したのはその晩だった。夜、独りで居間に居た女房に、声を掛けようとして何も言えなかった。女房を眼の前にして何を言おうか迷ってしまったのだ。愚かだった。結果、女房は「勝手にして!」と言ってそっぽを向いてしまった。それからは翌朝になってもろくな会話は出来ず終いで結局また「家出」をして来てしまった。駄目夫を地で行く自分に自暴自棄。この不毛な争いはまるで38度線。